最近テレビCM等でも聞かれるようになった、ZEH(ゼッチ)という言葉。
これは、国の政策として考えられた呼び名で、『ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス』を意味しており、太陽光発電システムなどを活用して「消費するエネルギー」よりも「作り出すエネルギー」の方が多くなるか、プラスマイナス0となる住宅のことをいいます。
国は、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス事業として、標準的な新築住宅のゼロエネルギー化を2020年までの目標で進めています。
ZEHについての詳細は、パナソニックESテクノストラクチャー株式会社ホームページでも説明しておりますので、コチラ(https://panasonic.co.jp/es/pestst/zeh/)をご確認ください。
●株式会社向洋ハウジングの取り組み
弊社では、ZEHビルダー登録を行い、以下の通りZEH普及率目標を策定いたしております。
※平成30年度の記事については、こちらをご確認ください。
※R1年度BELS表示割合は0%でした。
(1)ZEHの周知・普及に向けた具体策
弊社では、高断熱・高気密に加え、耐震性・耐久性を兼ね備えたテクノストラクチャー工法を用いており、また、東日本大震災以降に施工させていただいた住宅について、その7割には太陽光発電システムが搭載されているため、実質のゼロエネルギー住宅は、多数施工させていただいております。
今後は更に、モデルハウス・完成見学会・広告媒体を利用し、説明資料を充実させ、ZEHのPRに努めて参ります。
(2)ZEHのコストダウンに向けた具体策
ZEHに特化したモデルハウスを作り、規格化・標準化を進め、協力業者と協議をしていきます。
使用建材の見直しや、新規商品情報・施工性の向上を目指し、日々コストダウンを図ります。
(3)その他の取り組み
高性能な住宅施工はもとより、自然の力を取り入れつつ、健康・快適な住宅を提供いたします。
●平成29年度の実績について
近年建築している住宅については、ほとんどが実質的なゼロエネルギー住宅となっておりますが、ZEHの普及実績としては、平成29年度の建築数15件中2件(13.3%)にとどまり、残念ながら20%としていた目標を達成することができませんでした。
平成30年度は目標を達成できるように(平成30年度目標:30%)、29年度の受託経験を踏まえつつ、更なる取り組みを進めて参りたいと思います。